通信型バスシステム

弊社ではバスの安全で円滑な運行を目的として、各種車載機を取り扱っており、バス事業者様の高度な運行サービスの展開をお手伝いさせて頂けるよう、IoT技術を活用した次世代のバスシステムの開発を行っています。

車両中継ユニット

これまで、バスに乗車するお客様への案内はバス車内で完結しており、案内する音声や映像のデータはバス事業者様の営業所からデータを更新する必要がありましたが、弊社ではデータ更新の負担軽減とインターネットを通じた即時的な連携を図る為、LTE回線に対応したデータ中継器を開発しました。

本ユニットではこれまで車内の車載機器個別でインターネット回線に繋いでいたものを統合し、一つの回線で様々なサーバと通信し、通信費の削減と車内外の情報連携を円滑に行うことができます。


※上記は活用方法のモデル図です。必要な機器、システム開発はご相談ください。

音声合成放送装置 CA-8000

音声合成放送装置は「このバスは~~経由、~~行きです」等の運行案内の音声放送、運賃表示器等の各種文字情報、観光案内や広告などの画像表示などをお客様へ案内します。
また、車内各機器と接続して連携して機能し、運転手の業務支援及び各種機器からのデータ収集を行うことが可能となっており、バス車両運行の中核となる機器です。

  1. 音声データ
    運行状況に連動して各種音声データを再生し、音声データは必要な箇所のみ編集して利用します。
    例 
    変更前・・・このバスは “明治通り” 経由、”博多駅” 行きです。
    変更後・・・ このバスは “都市高速” 経由、”天神” 行きです。
  2. 各種音声案内
    日付、時間帯、運行場所の条件を指定して各種案内を放送し、確実な放送の管理が行えます。
    例 乗り換え案内、CM放送、ICカードや定期券案内など
  3. 運賃表示器やデジタルサイネージの表示
    バス停の通過毎に運賃表示を更新し、料金表や経由バス停の表示を行います。
    また、画像などの広告表示が可能です。
  4. 乗務員の利用に即した操作性
    7インチ感圧式タッチパネルにより手袋着用の操作に対応、運行前設定画面には必要な操作がまとめて表示されており、直観的に操作が可能。運行前の行先の確認や設定もれを防ぎ、運転手の業務負担を軽減します。


  5. 電子スターフ
    運行ダイヤのデータをもとに電子スターフを表示でき、運行状況と連動して直近の停留所を拡大表示するなど、運転手の確実な運行を支援します。
  6. 優れた拡張性
    車載機器と連携して動作し、各機器の情報や設定表示し、集中して設定、コントロールします。
    また、各機器に対応したアプリケーション開発により、収集した車両情報、運行情報を本体に蓄積することが可能です。


    詳細な機能についてはクラリオン様のHPで紹介しています。
    https://www.clarion.com/jp/ja/products-business/route-bus/CA-8000/index.html

    弊社はバス車載器のIoT技術を用いて、公共交通を担う事業者様の安心、安全、利便性の向上へ貢献できるよう製品開発に取り組んでいます。
お問合せ先
  • 西鉄エム・テック株式会社
    〒812-0044
    福岡市博多区千代5丁目21-13
    TEL:092-641-1671 FAX:092-641-7731