スマートバス停がいよいよ本格導入フェーズへ移行します。熊本駅前9カ所に導入決定!

 西鉄エム・テック株式会社(本社:福岡市中央区 代表取締役社長:前川義広)と株式会社YE DIGITAL(本社:北九州市小倉北区 代表取締役社長:遠藤直人、以下、YE DIGITAL)では、熊本市が機能的で開放的な空間の創出やJR、市電、バス等の公共交通機関の結節強化および利便性向上を目的に進めている熊本駅白川口駅前広場整備事業において、洗練された見やすい案内や広告の掲出を可能とする高機能な「スマートバス停」が採用されることとなりました。

設置概要は下記のとおりです。

1.運用開始予定

2021年4月

2.設置する場所

熊本駅白川口駅前広場および近接する熊本市交通局の電停

3.設置する基数

計9基(バス乗降場7基、熊本駅前電停2基)

4.運用事業者

バス乗降場7基については、熊本県内のバス事業者5社(熊本都市バス株式会社、九州産交バス株式会社、産交バス株式会社、熊本電気鉄道株式会社、株式会社熊本バス)および熊本駅前電停2基については、熊本市交通局が行う

5.熊本駅白川口駅前広場とスマートバス停設置のイメージ

熊本駅白川口駅前広場とスマートバス停設置のイメージ2

 注1イメージ図は、熊本市提供(現在検討中の内容を含むため、今後変更になる可能性が有ります)

※「熊本駅白川口駅前広場整備事業」については、熊本市HP(以下Webサイト)をご参照ください。
https://www.city.kumamoto.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=16798&class_set_id=3&class_id=666

6.スマートバス停の掲示イメージ

スマートバス停の掲示イメージ

スマートバス停とは

 デジタルサイネージにバスの運行時刻表はもちろん、その他の告知文や広告などをリアルタイムに表示できるバス停のことで、特定の曜日や時間帯の時刻を大きく、わかりやすく表示できるなど、お客様の利便性向上にも寄与する機能を備えています。また、遠隔で操作できることからダイヤ改正の準備作業や時刻表等の貼り替え作業が不要となるため、交通事業者にとっての働き方改革にも効果が期待されます。

 また、スマートバス停は、西鉄エム・テック株式会社と株式会社YE DIGITALが共同で特許を取得しているバス停で、2018年から西鉄バス北九州で実証実験を開始し、現在では全国23箇所への実証導入が進んでいます(※2020年9月10日現在)。

 

7.熊本駅白川口駅前広場の全体像

①熊本駅白川口駅前広場 イメージ図 ※1

白川口

②設置場所(熊本駅白川口駅前広場 9カ所)

設置場所(熊本駅白川口駅前広場 9カ所)

8.その他

 熊本市においては今回の熊本駅前を含め、条例によって屋外広告物禁止地域内でのデジタルサイネージ広告掲出は禁止されていましたが、国土交通省の屋外広告物条例ガイドライン改正に伴い、時刻表等の公益上必要な施設の維持に広告収益を充てる場合は、この限りではないとの条例改正が行われ、これに伴い広告収益の一部を交通事業者が、スマートバス停の維持管理に充てることが可能となりました。